吉田篤弘「フィンガーボールの話のつづき」

今回も吉田篤弘さんの本。かなり簡単な話なのに、かなりバタバタしていて、読み終わるまでかなり日数がかかってしまった。まあ、それも可なり（笑）。
今まで読んだ吉田篤弘さんの本とはちょっと違って、いろいろなショートストーリーが交錯する内容です。その分、ひとつひとつの話に新鮮な感じを受けます。そして、それぞれの話は微妙に閉じないまま終わってしまう…。そこが、良いところなんでしょうね。まあ結果的に私はBeatlesのWhite Albumを買いたくなってしまうのでした。iTunes Storeに置いてないかなあ、まあ、電子データではシリアルナンバーはないとは思うけど。
あと、洋食が食べたくなりました。そういえば洋食屋さんってしばらく行ってないなあ、と。

フィンガーボウルの話のつづき