とりあえず、なんか書きますか。

はてなブログに引っ越してきました、読書メモと日記を不定期に書いていくブログです。不定期なのは、相変わらずです。

吉田篤弘「それからはスープのことばかり考えて暮らした」

ブックオフで文庫本の棚を眺めていて、なんとなく手に取って、なんとなく題名に惹かれて買いました。
で、なんとなく読みましたが、ほんわかとした話でした。題名には「スープ」が入っていますが、正確にはポップコーンとサンドイッチとスープの話です。詳しくいうと、のんびりとした主人公の周りでのんびりとした人たちが暮らしていて、そして3つの食べ物を軸に話が進んでいく内容です。そして、ポップコーンは映画につながっていて、サンドイッチは教会につながっていて、そしてスープはすべてをつなぐものです。そんな話です。少しも詳しくないか(笑)。
そういえば年始のときに「今年はワークライフ・バランスの年にするぞ」と念じたのです。しかし、そのまま年度末のばたばたモードに入り、3月に地震があってからは怒濤のような日々で8月まで来てしまったので少しものんびりしていなかったなあという状況です。なので、先週から意識して「通常ペース」に戻しているのですが、そんな時に読むには最適だったなあと思いました。それまでの「怒濤の毎日ペース」の時には、本のペースに自分がついていけなくて読むのは無理だったとも思いました。
最後のスープの作り方はなんかいいな〜と思いました。スープは心で作るんですね。
「のんびり」したい時におすすめします。もしくは、すでに「のんびり」している方におすすめします(笑)。

それからはスープのことばかり考えて暮らした

それからはスープのことばかり考えて暮らした