江部康二「主食をやめると健康になる」
高校のときの体重は55〜57kgだったのですが、いまは67〜69kgとしっかり太ってしまったので、半年前から「計るだけダイエット」をしていて、2ヶ月前から毎食にサラダやゆで野菜を食べてからごはんを食べるようにしています。ですが、酒を飲むせいもあって体重はほとんど減らないという状況が続いているので、どうしようかなと思ったときにこの本に出会いました。
で、さっそくAmazonで買ってみて読んでみた感想ですが、下記の通り:
- 前に「銃・病原菌・鉄」を読んだので、人間の歴史から見ると農耕生活というのはすごく短い期間にしか過ぎないということもよく理解できた。なので、人間の身体にとって「炭水化物や糖分を主食にするというのがイレギュラーだ」という本書の主張は、「そうだよなあ」とけっこう素直に受け取った。
- 最近生物学の本も読んだので、ブドウ糖が簡単に中性脂肪になることは知っており、食事から脂肪を取るのを減らしてもその分炭水化物が増えると意味ないということはよく理解できた。また、体内ではたんぱく質からブドウ糖を作ることもできるのも知っているので、主食をやめても大丈夫なのはよく理解できた。
- 本書の勧める「糖質制限食」は、きっと糖尿病の治療や予防には良いのかなと思った。しかし、普通の人がこの「糖質制限食」を試すなら、セカンドオピニオンじゃないですが、Wikipediaの「アトキンス・ダイエット」の内容も読んでおいた方が良いと思った。本書に書いていない「糖質制限食」の悪い点もしっかり理解してからやった方が良いと思う。
ということで、私はどうするのかと言うと、「糖質制限食」をそのままやるのではないのが良いのかなと。一方で、慢性腎炎のためにたんぱく質制限があり肉や魚をばんばん食べる訳にはいかないので、サラダをしっかり食べて、その分、主食を減らすような感じがいいかなと思ったのでした。
- 作者: 江部康二
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2011/11/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 4人 クリック: 45回
- この商品を含むブログ (8件) を見る