とりあえず、なんか書きますか。

はてなブログに引っ越してきました、読書メモと日記を不定期に書いていくブログです。不定期なのは、相変わらずです。

D・サダヴァ他「アメリカ版大学生物学の教科書 第1巻細胞生物学」

入院中に読んだ本4冊目。ずいぶん前に買って通勤のときに読んでいたのですが、途中で断念していた本です。今回入院という「逃げられない」機会ができたので、強制的に最後まで読んでみました(笑)。感想を簡単に。 高校の生物の授業でミトコンドリアとか習…

エニド・ブライトン「おちゃめなふたご」

入院中に読んだ本3冊目です。この本は自分で選んだのではなく、小学2年生の娘から「入院中に読ませてあげる」とお許しが出たので読んだ次第です。いや、「読め!」と言われたに等しいです(笑)。 このような経緯なので、内容はあまり期待していなかったので…

村山斉「宇宙は何でできているのか」

入院中に読んだ本の2冊目です。他の人の入院のときの差し入れに買った本が戻ってきて本棚に積んであったので、自分の入院のときに読んでみました。で、感想についてはやはり簡単に箇条書きで。 宇宙が何でできているかを調べると素粒子に行き着くというのは…

カーマイン・カロ「スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン」

入院中に最初に読んだ本はこれです。1/3ぐらい読みかけで止まっていたのの続きを読みました。入院中は何冊も読んだのと、病院でコンピューター使用禁止だったのでその場で読書メモを残せなかったのもあり、簡単に思ったことなど。 すごく実際に役に立ちそう…

ティム・オブライエン「本当の戦争の話をしよう」

ブックオフ全品半額セールで買い込んだ本のうちの一つです。村上春樹訳で、前々から気になっていたので、良い機会なので購入して読みました。 短編集なのですが、連作みたいな感じで並んでいるので1冊の本としてのまとまりがすごくあります。内容としてはベ…

玖村まゆみ「完盗オンサイト」

知り合いの知り合いが作者だったので知り合いから勧められて読みました。考えてみると「江戸川乱歩賞」という賞を知ったのもは初めてで、受賞作を読むのも初めてです。まあ、こういうこともたまには良いよなということで、ストーリーがどうだかとか先入観な…

吉田篤弘「それからはスープのことばかり考えて暮らした」

ブックオフで文庫本の棚を眺めていて、なんとなく手に取って、なんとなく題名に惹かれて買いました。 で、なんとなく読みましたが、ほんわかとした話でした。題名には「スープ」が入っていますが、正確にはポップコーンとサンドイッチとスープの話です。詳し…

村上春樹「東京奇譚集」

実家の近くのブックオフで全品半額セールをやっていたので、いろいろと買い込んだのですが、そのうちの1冊です。久しぶりの村上春樹です(といっても訳本は最近読んでますけど。)。 「東京奇譚集」は短編集なのですが、村上春樹の短編集は結構好きです。う…

山本真司「35歳からの「脱・頑張り」仕事術」

久しぶりの自己啓発本です。 仕事が切羽詰まってきて「これじゃいかんな」と思ってAmazonで買って読み始めましたが、読んでみて分かったのは、切羽詰まったときに読んでも平静な気持ちで読めないので頭に入らない、ということでした。 何かしら役に立ちそう…

山村武彦「人は皆「自分だけは死なない」と思っているー防災オンチの日本人ー」

なんでこの本を見つけたのかは忘れてしまったのですが、ずいぶん前にAmazonの欲しいものリストに入れておいたものをふと気づいて購入しました。で、積んでおいた本をひたすら読んでいるこの頃なので読んだという経緯です。 で、内容ですが、「ひとは集団にな…

武蔵工業大学編「なんでも測定団が行く」

ブックオフで購入。いったん読み始めたのだけど、途中で本の行方が分からなくなり、そしてしばらくしたら出てきたので最後まで読んだという経緯です。でも、中身はトピックの集まりなのでそんなに支障はありませんでした。 測定するということはつまりは数値…

レイモンド・チャンドラー「ロング・グッドバイ」

村上春樹訳の早川文庫版です。「さよなら、愛しい女」が良かったので続けて読みました。 読んだ感想ですが、一言でいうと、「絶品」です。 確かにフィリップ・マーロウはちょっとそんなやつは現実にはいないんじゃないかと思ったりしますし、話の流れも出来…

キャリー・マリス「マリス博士の奇想天外な人生」

原題は"Dancing naked in the mind field"。ちょっと日本語版の題名とは違います。 ポリメラーゼ連鎖反応(いわゆるPCRのこと)というかなり画期的な発明をしてノーベル賞(化学賞)を受賞したマリス氏の自伝的な本です。同じ化学の分野で仕事をしている人間…

レイモンド・チャンドラー「さよなら、愛しい人」

ハヤカワ文庫のSFを読んでいるときにそこに平積みであったので買いました。購入理由は村上春樹の訳だったから。単純です。文庫本としては出たばかりだったのようでした。 フィリップ・マーロウってなんか聞いたことがあるよなと思っていましたが、もうちょっ…

長谷敏司「あなたのための物語」

本屋に平積みになっていて気になったので買って読みました。この頃平積みになっている本しか買っていない気もします。そしてまたしても一気読み。 テーマは人工知能の話、と言いたいところですが、この本は全くのところ「死をいかに受容するか」ということに…

伊藤計劃「ハーモニー」

伊藤計劃氏の本、2冊目。「虐殺器官」と一緒に購入して、「虐殺器官」のあとに読みました。この順番に読まないと意味が分からないこともあったので、順番については要注意ですね。 前作も「脳みそ」の話でしたが、この「ハーモニー」も同じでした。でも、テ…

伊藤計劃「虐殺器官」

5月中旬から結構いいペースで本を読んでいますが、今度は平積みにしてあったこの本を読んでみました。去年職場の後輩が入院していたときの差し入れに持っていったのですけど、要は自分が読みたかったということで、再度買ってみて読みました。 「脳みその話…

ダン・ブラウン「天使と悪魔」

またしてもダン・ブラウン。しかし、今度は自分で買いました(笑)。通勤の電車の中と、今日の病院の待ち時間(予約ありでも1時間半も待たされた…)の間に上/中/下を一気に読みました。 これまでダン・ブラウンの作品を4つ読んだのですが、間違いなくこの…

ダン・ブラウン「パズル・パレス」

これもお借りした本です。週末は家でゴロゴロしていたのでその機会に読みました。今度はコンピュータ関連なので、デセプション・ポイントと比べると動きが少なかったです。また、「サマーウォーズ」みたいな展開といえばそんな感じでもあるので、なんか見た…

ダン・ブラウン「デセプション・ポイント」

「ダビンチ・コード」を読んだあと、ダン・ブラウンの他の本も勧められまして、さっそくお借りしてまたしても一気に読みました。2冊を2日で読んだのでかなり速かったです。まあ、勢いが大事ですね、なにごとも。 なんの事前情報もなしに読み始めましたが、題…

七沢潔「原発事故を問うーチェルノブイリから、もんじゅへー」

実家の本棚に眠っていたのを引っ張り出してきて読みました。1996年の第1刷なので、この本を買ってきて読んだのもその頃でしょう。就職する前で家でゴロゴロしていた頃です。 その時から15年経って、この本に書いてあったチェルノブイリの事故のことはすっか…

高木敏子「ガラスのうさぎ」

小学2年生の娘が読んだあとに読むように勧められました。なので読んだという親バカなんです。しかし、先週の木曜日の朝の通勤で半分まで読んだのですが、朝から重たいテーマでした。こどもの頃に見た東京大空襲の写真が蘇ってきてきつかったです。両親をいき…

ダン・ブラウン「ダビンチ・コード」

前々から気になっていた小説で、奥さまが友人からハードカバーをお借りしていたので良いチャンスかなとまた借りして一気に読みました。なんか、会話の多い小説って読み終わるのが早くなります。「人の話を聞いていない」ということの表れなのかも(笑)。 内…

ジャレド・ダイアモンド「銃、病原菌、鉄」

この頃ハードカバーのノンフィクションものを読んでいなかったなあと思い、「教養、教養」というフレーズを頭の中に浮かべながら池袋の旭屋書店をうろうろしてたところ、平積みにされていた本書を発見しました。手にとってパラパラとめくってみて、ツボに入…

ムージル「愛の完成・静かなヴェロニカの誘惑」

実家の本棚から引っ張り出してきて読みましたが、まあ読んだというか読み飛ばしたというか、そんなところです。 内面描写が長過ぎると耐えきれない自分だということがよく分かりました。ストーリーは退廃的で好きなんですが、断片的過ぎる感じが…。まあ、読…

マーク・ストランド「犬の人生」

なんとなく本棚から引っ張り出してきて新幹線と通勤とで2日間で読みました。短編集なのですが、かなり短編なので細切れになって読みやすいというのがよかったです。 内容はなんというか、突拍子がないような話としょうもないような話とが多かったですが、考…

アルボムッレ・スマナサーラ「怒らないこと―役立つ初期仏教法話〈1〉」

この本、読むのにすごく時間がかかりました。と言っても、時間がかかったのはこの本のせいではありません。「本を読む」という精神状態にならなかったためです。 私の場合、いろいろストレスがあると、途端に本が読めなくなります。過去の経験を振り返ってみ…

荒木経惟「天才アラーキー写真の方法」

再読。本読みがあまりにも進まないので簡単なものがいいだろうという事で読み返しました。 読んでいたらレシートが出てきて2001年に買っていた事が分かりました。よくよく考えるとこの頃ってまだ一眼レフを持っていないでただのデジカメで写真撮っていたから…

岩崎夏海「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」

入院中の後輩のお見舞いに買った本です。とはいえ、前々から気になっていたのでよい機会でした。後輩から返却されてきてから資格試験の間棚上げされていて、試験が終わったのでぼちぼちと読み始めて3日間で読みました。 感想ですが、ドラッカーの「マネジメ…

グレイス・ペイリー「最後の瞬間のすごく大きな変化」

ブックオフでなんとなく購入。村上春樹訳だから買ったようなもんです。最初の方はなんか眠くなって読み飛ばしていましたけれど、本の題名にもなっている短編を読んだあたりから目が覚めてきたという感じが出てきて読んでいて面白くなりました。読んでいると…