EOS 6Dが出たのですけど。
Canonの一眼レフで35mmサイズのセンサーを持っているカメラを通称「フルサイズ」と呼んでいますが、このフルサイズに軽量・安価な6Dという新しいラインが登場しました(リンク)。ですが、この記事は「けど。」で閉じてます。ザーッとスペックを見てみて考えたことをまとめておきます。比較対象は現在の5D mark IIです。
【購入意欲をそそる点】
- 軽い。本体のみ680gは素晴らしい。しかも防塵防滴。
- 5D mark IIIに近い新しいセンサーとDigic5+で高感度にかなり強そう。
- SDカード採用なので、メディアが安く手に入る。
- Wi-Fi採用。これは便利。
- 安い。本体のみでいま19.8万円なら1年後には15万円は軽く切ってきているはず。
【購入を思いとどまらせる点】
- キットズームはEF 24-105mm F4 Lなのでレンズを付けるとそんなに軽くないのがもったいない。(正直Nikonの24-85mmがうらやましい。)
- ファインダー視野率が100%でないところが…。97%なら5D mark IIの98%より狭い…。
- AFの測距点が少ない。7D並で来ると思っていたので、これはかなり期待はずれ…。5D mark IIの最大の弱点なのだが、あまり改善されなかった。
ということで、今回はファインダー倍率とAF測距点が5D mark IIと比較してあまり変わらないので、利点としたら軽さと高感度です。まあ、その2点にいま現在の価格20万円を払うかといったら払わないなあ〜(ならレンズを買うよ〜。)、という結論に達しました。
いや、結論は最初にあって、「今年5D mark IIの中古を買ったばかりなのに、すぐに新しいカメラは買えない。」ということなので、本当に結論ありきの評価かも…。
とはいえ、5D mark IIは良いカメラですね〜。もう発売から4年ですけど、十分楽しめます。