とりあえず、なんか書きますか。

はてなブログに引っ越してきました、読書メモと日記を不定期に書いていくブログです。不定期なのは、相変わらずです。

南アルプス北岳単独行 Day 3(下山)

北岳に登ってきた件のDay 3です。本当は日本で4番目に高い間ノ岳(あいのだけ)に登る予定だったのですが、高山病の頭痛と天候悪化で夜のうちに間ノ岳往復は断念して、さっさと下山する予定に切り替えました。

広河原から甲府までのバスは10:20発があるので、これを目指して下山します。北岳山荘の朝食が4:30からで、結構早く朝食を食べることができましたが、雨の準備のために出発は5:30になってしまいました。外に出ると、視界は悪いは風は強いはで、なかなか厳しい天候でした。この天候なら、仮に元気でも間ノ岳には行かなかったかなと。

f:id:toikawa:20150813054134j:plain

で、トラバースルートを使って最短コースで広河原に降ります。まずは八本歯のコルまで稜線から東側にちょっと外れた下側を歩いていくのですが、それでもかなり風が強かったです。更に、2,900mから3,000mまでいったん登るのも予想外でした(事前に地図をちゃんと見ていればわかるのですけど)。

f:id:toikawa:20150813063118j:plain

八本歯のコルからは左俣コースとなり、梯子をどんどん降りていきます。行きに登った右俣とは全然雰囲気の違うコースで驚きました。

f:id:toikawa:20150813063745j:plain

梯子が終わると次はガレ場。雪渓の脇を降りていきます。

f:id:toikawa:20150813071219j:plain

雨の日の梯子とかガレ場とかなかなか厳しい条件でしたが、今回は親がコストコで安く買ったトレッキングポール(2本組み)を借りてきたのですが、これがコンディションにかなりフィットしました。梯子では背中に担いで、ガレ場ではちょっと長めにして体重をかけて、という感じで、かなりスムーズにそれなりのスピードで降りてこれました。今回はアルミ製のストックでしたが、どうもカーボン製もあるみたいなので、こんどコストコに行ったら早速チェックしてみたいと思います。

そして、二俣にて登りに使った右俣コースと合流し、広河原まで降りていきます。下に来たら天気が穏やかだったのに驚きました。やはり高山は気候が厳しいのだなあと実感しました。

f:id:toikawa:20150813080926j:plain

そして、多くの登りの人とすれ違いながら、広河原山荘までおよそ4時間で降りてきました。9:30に着いたので、バスの時間までかなり余裕がありました。そこで、荷物の整理などなどをしてバスに乗る準備をしました。

f:id:toikawa:20150813092950j:plain

最後にお約束の広河原の吊り橋。間ノ岳には登れなかったので、またこの吊り橋を渡りに来ることがあるでしょう。

f:id:toikawa:20150813095121j:plain

バスに揺られながら12時過ぎに甲府に着き、駅前でほうとうとビール。やはり懲りずに「着いたらビール」という感じでした(笑)。

f:id:toikawa:20150813122105j:plain

そして、甲府始発のかいじで新宿までゆったりと帰ってきたのでした。

今回、初めて3,000m級の山に登りましたが、いままで登ってきた山とは風景が全くことなり、森林限界を超えた稜線の素晴らしさを実感しました。こういう山がたくさん日本にはあるので、今後いろいろ登っていきたいと感じた3日間でした。ただし、登った後の高山病対策(特にビールを飲まないこと)はしっかりやろうと思います(笑)。

南アルプス北岳単独行 Day 2(北岳)

北岳に登ってきた件のDay 2です。2日目に北岳に登りました。標高1,520mから北岳山頂3,193mまでの標高差1,670mを登ることになり、自分としても初めての標高差です。とはいえあまり焦らず朝4時に起きてのんびりと準備をし、5時の朝食を食べた後、5:50に登山を開始しました。登り口はこんな感じです。

f:id:toikawa:20150812054757j:plain

そこから沢沿いにひたすら歩いていきます。飲んではいませんが、豊富な水量でまさに「南アルプスの天然水」でした(沢水は直接飲んではいけません)。

f:id:toikawa:20150812062334j:plain

で、1時間半ぐらい歩くと開けてきて、ようやく北岳が見えます。このあたりで標高2000mぐらいですが、まだ1,200mも登らなくてはいけないのに既に汗だくでした。

f:id:toikawa:20150812073413j:plain

登り始めて2時間ちょっと(8時)で分岐点の大樺沢二俣に到着。ここからは雪渓が見えました。

f:id:toikawa:20150812075243j:plain

今回は、登りは雪渓のある左俣コースではなく右俣コースを登ります。この二俣で軽く行動食を食べて休憩した後、右俣コースを登りました。ちなみに今回の行動食は定番のカロリーメイトに加え、富士宮マックスバリューで見つけた「トレイルミックス」を持ってきました。このトレイルミックスはナッツとドライフルーツがいろいろ混ざっているのですがやたら美味しかったです。以降、私の定番になりそうです。

右俣コースはお花畑と林の間を抜けていくコースで、花が盛りの頃にはなかなか楽しそうでした。

f:id:toikawa:20150812091350j:plain

登ること2時間で開けた尾根に出ます。ここからは南アルプスの稜線歩きです。眺めが最高でした。森林限界を超えた場所なので日差しが容赦なかったです。ここまでは汗をかい過ぎないよう半袖Tシャツでしたが、半袖から出た腕がかなり焼けてきていたことと、稜線で風もあって涼しいことから長袖Tシャツに着替えました。下の写真は小太郎尾根です。

f:id:toikawa:20150812101002j:plain

そして50分ほど稜線を歩いて、肩の小屋に到着です。自分の足で登った初めての標高3,000mなので、ここで記念に(?)お昼ご飯。買っておいたおにぎりにラーメンを作って完食。

f:id:toikawa:20150812105731j:plain

そして、お腹いっぱいになった後、しばらく休んでから頂上を目指します。下の写真は「これがピークか!」と思って登ったら違った場所。そんなに簡単には頂上に着かないのでした。

f:id:toikawa:20150812115142j:plain

そして、12:30に北岳山頂に到達です。下の写真のようにそれほど広くない頂上ですが、多くの人で賑わっていました。雲が立ち上るところ、という感じでした。同じ南アルプス甲斐駒ケ岳仙丈ヶ岳がよく見え、遠くの山々も雲の切れ間から顔を覗かせていました(どこがどこだかよく分からなかったのですが…)。

f:id:toikawa:20150812124435j:plain

で、南の方を見ると、日本で4番目に高い間ノ岳までの稜線が綺麗に見えました。

f:id:toikawa:20150812125605j:plain

なお、今回の写真はiPhone 6 Plusで全部撮りました。ズームとかはできませんが、なかなか綺麗に写りました。荷物の軽減の観点からも、これはなかなか良いなあと思った次第です。

そして、北岳山頂から今日の宿泊地点の北岳山荘に向かいます。間ノ岳までの稜線を眺めながらの「3,000mでの散歩」のような感じで軽快に歩きました。

f:id:toikawa:20150812132515j:plain

そして北岳山荘に到着。14時ちょうどに到着で、なかなか良いタイミングに山小屋に入れました。

f:id:toikawa:20150812134612j:plain

で、「着いたらビール」の習慣で、着いていきなりビールを飲んでしまったのですが、これが失敗のもとでした。その後、すぐに頭が痛くなり、「これはいわゆる高山病の症状だなあ」ということで、「自分が3,000mに来てビールを飲むと高山病になる」ということを初めて把握できたのでした。帰ってきて娘にこの話をしたら、「お酒を飲むと呼吸が浅くなって高山病になりやすいんだよ、自分が一緒にいたら強く止めたのに。」と言われてしまいました。うちの娘、まるでベテランクライマーみたいな感じで娘から勉強させていただきました。

とはいえ、その後、黄昏時には富士山も顔を出して素晴らしい眺めを楽しみました。

f:id:toikawa:20150812180631j:plain

なお、下の写真はかなり広角に撮っているので、実際には富士山はこの写真の4倍ぐらいの大きさに見えました。大変美しい眺めでした。

で、この夜は偏頭痛を抱えながらなかなかうまく寝付けず、深呼吸をしたりKindleで小説を読んだりして、ときどき眠りに落ちたりしながらなんとか乗り切ったのでした。

 

南アルプス北岳単独行 Day 1(前泊)

すっかり更新が滞っていたブログですが、夏休みを取って南アルプス北岳に登ってきたので、久しぶりに更新してみます。

夏休みの予定が2日間ぽっかり空いたので、1週間前に思い立って北岳に行くことを計画し始めました。北岳を選んだ理由は、「まだ登ったことのない3000m級に登ってみたい」「日本で2番目に高い山」「この予定の前段の家族でのキャンプをする朝霧高原から近い」ということでした。で、バタバタといろいろ準備(買い物などなど)をして、予定を組みました。予定としては以下のとおりになりました。

  • Day 1(前泊):朝霧高原から甲府に出て、バスで広河原に行き、そこで前泊
  • Day 2(北岳):広河原から北岳を登り、北岳山荘に宿泊
  • Day 3(下山):北岳山荘から間ノ岳にピストンし、そして下山して帰宅

ということで、1日ずつ書いていきます。

まず、Day 1ですが、朝霧高原を11時過ぎに出て、途中、本栖湖の湖畔でお昼ご飯を食べた後、甲府駅に出ました。甲府駅14:00発のバスに乗り、2時間かけて広河原に向かいます。甲府はかなり暑くて、バスを待っている間に汗だくに。登山なので着替えを最小限にしているので、ここではあまり汗をかきたくなかったのですが、ちょっと計算外でした。

f:id:toikawa:20150811134459j:plain

バスの中は素晴らしく冷房が効いていて快適でした。そして、林道を揺られながら予定どおり2時間かけて広河原に着きました。標高1,500mで、なかなか涼しいところです。宿泊は広河原山荘にしました。山小屋でかなり良い雰囲気でした。

f:id:toikawa:20150811155435j:plain

で、「着いたらビール」の習慣で、河原でビールを1杯。

f:id:toikawa:20150811161049j:plain

夕食ではテーブルが同じだった方々といろいろ山のお話をして盛り上がりました。そして、次の日の早出に備えてその日は20時過ぎに就寝しました。

小学校の運動会をレンズをレンタルして撮ってみました。

5月最後の土曜日は子どもたちの通っている小学校の運動会の日でした。今回は上の子の最後の運動会なので、「ちょっとレンズに気合を入れるか」ということで、初めてレンズをレンタルしてみました。

今回は、EF70-300mm F4-5.6L IS USMを借りることにしました。カメラ本体がフルサイズセンサーの5D mark IIなので、焦点距離としてどうしても300mmが欲しいので、70-200mmのレンズは対象外で、これ以上重いレンズは1日持ち歩けないかなあというところで100-400mmのレンズも対象外ということで、ほぼ一択で決めました。

で、実際のレンタルですが、まずは事前にちょっとネットで調べて、値段も安くてお店も職場から近いマップレンタルさんをチョイスしました。レンズをレンタルする前にまずは入会の手続きが必要なので、まずはネットで仮登録した後、お店で入会手続きをして、その場でレンズを予約しました。「この季節は運動会が多く、週末は望遠レンズがみんな貸し出されてしまう」とのこと。予約は月曜日に行きましたが、間に合ってよかったです。

金曜日の夜にレンズを受け取り、土曜日は素晴らしい青空の下で、初めての望遠のLレンズを持って運動会で写真を撮りました。今回は、卒業アルバムに使う写真も撮って欲しいとのことで、6年生の競技をいろいろ撮っていたら1000枚ちょっとの撮影になりました。

で、作例ですが、運動会なのでいろいろな子どもたちが写っていることから、ウェブに載っけても問題のないものからチョイスしたのでやや苦しい感じですが、以下の感じです。(ゆえに作例には走っているところや競技しているところの写真はないです。)

f:id:toikawa:20150530130535j:plain

f:id:toikawa:20150530105645j:plain

昨年はTAMRONの70-300mmズームで撮りましたが、昨年と比較すると色の出がとても良いのと、ピントのずれが少ない感じです。色の出はやはり純正Lレンズの良さだなあというところと、ピントについては同じ超音波モーターでもキャノンの方がかなり速いのかなあというところです。

レンズのレンタルは金曜の夜〜日曜の午前中までで2,700円ぐらいでした。この値段なら、レンタルして純正Lレンズで撮るのが正解だなあという感想です。

で、運動会の方の感想ですが、上の子(娘)が騎馬戦(帽子取りルール)でばったばったと相手の帽子を取っていくのに大変驚きました。相手の大将(男子)と互角にやりあったり、混戦では4騎の帽子を次々と取っていったり、なんか娘の独壇場というところで、いつもは本ばかり読んでいる娘の別の面を見た感じで大変新鮮な体験でした。下の子は昨年より走りがしっかりしてきて、なかなかスピード感のある走りで感心しました。

そして、金曜日の夜の雨上がりの土曜日に丸一日写真を撮っていたために、大変日焼けをした日でした。

トレッキングシューズを買いました。

先週の丹沢表尾根の後に靴の手入れをしていて、いつも履いているKEENのシューズのアウトソールがかなりすり減っていることに気づきました。道理で雨でもないのに結構滑るんだなと。これはそろそろ寿命だなということで、土曜日に神田神保町に行ってきて、トレッキングシューズを買ってきました。

「日帰り登山中心で、時々山小屋に泊まる行動パターンで、行けたら3000m級には一回は行ってみたいけど、日頃は2000mぐらい、そして予算は2万円以内」という条件だと、予算的にちゃんとした登山靴には全く手が届かず、かつ、そこまでヘビーデューティーでない方が良いのでは、ということもあり、いろいろあって買ったのがSalomonのConguest GTXです。いろいろな店を渡り歩きましたが、結局アキバスポーツさんで購入しました。

f:id:toikawa:20150524215940j:plain

メーカー的には、「デイハイキングからバックパッキングまでこなす」とのこと。「富士山も登れるよ」、という位置付けなので、3000m級もいけるのかなと。あと、軽くてデザインも良いし。スキーではSalomonのものをたくさん持っているので、ブランドイメージも良い感じ。

定価は19,000円ぐらいしますが、ラッキーなことに型落ちだったので12,800円で買えました。その差額は、ちょっと気になっていたインソールに充ててみました。シダスのOutdoor 3Dです。

f:id:toikawa:20150524220052j:plain

黄色の部分はプラスチックでできていて硬いです。土踏まずをサポートしているとのこと。一方で、かかとの部分はクッションになっています。お店でシューズと一緒に買ったので、綺麗にカットしてもらいました。

本当は今日の天気ならさっそく山に行きたいところですが、今日はTOEICを受けに行ったので、いまのところとりあえず買っただけで実際に山に行くとどんな感じなのかはまだ分かりません。来週は子どもの小学校の運動会でまた山に行くのは難しそうですが、なるべく早く登ってみて試してみたいところです。

山行:丹沢表尾根・塔ノ岳

日曜日(5月17日)に丹沢表尾根に家族で行ってきました。昨年10月に息子を連れて行った結果、息子から「家族みんなで行きたい」という強力なリクエストがありました。

toikawa.hatenablog.com

で、スキーシーズンも終わり、家族の予定がちょうど合ったので、天気も良いということで早速行ったのでした。

今回は前回の反省を生かして出発は早めということにして、5:35に家を出て秦野駅7:35発のヤビツ峠行きのバスに乗り、8:30には登り始めました。このコース3度目にして初めての晴れで、目的の塔ノ岳を見ながら表尾根を汗をかきながら縦走しました。

f:id:toikawa:20150517101932j:plain

で、子どもたちはお目当ての鎖場を嬉々として降りていました。感想を聞いたら、「最高に楽しい」とのこと。ここのコースの鎖場はそんなに難しくないので、入門編として良いですね。

f:id:toikawa:20150517114348j:plain

途中、パンを食べたりお菓子を食べたりしながら目的の塔ノ岳に13時に到着しました。良い天気でしたが、残念ながら富士山は見えませんでした。それでも広々としてよい頂上です。

f:id:toikawa:20150517130501j:plain

ということで、お昼ご飯を作りました。今回はフリーズドライのリゾット、スパゲティー、お味噌汁に加え、ペンネカルボナーラを作りました。ペンネは早ゆでタイプのものをフリーザーパックに入れて水に2時間ほど浸し、そのあと茹でてインスタントのカルボナーラのソースをかけましたが、これが子どもたちに大好評でした。まあ、早ゆでタイプだったので水に浸さなくてもOKだったのは内緒です。

f:id:toikawa:20150517134716j:plain

帰りは大倉の尾根をただただ降りるコースです。とはいえ、晴れていると大変眺めがよいことに驚きました。

f:id:toikawa:20150517142109j:plain

また、新緑の季節で道を歩いているとなかなか素敵な淡い緑色の木々があり、タイミングとしては大変良かったなあというところでした。

f:id:toikawa:20150517160141j:plain

コースタイムは合計7時間ですが、下山したのは17時だったので、休憩時間が合計1時間45分ぐらいだったことを考えると、家族全員でもまあまあなペースで歩けるんだなあということが確認できました。妻の感想は「頼まれてどうしても行って欲しいと言われたら考える」という微妙な感じでしたが、子どもたちは大変楽しかったようで、今回は鎖場入門編でしたが、次回はもうちょっと鎖場が多そうなコースを探して見たいと思います。また、早ゆでペンネの料理もグレードアップしたいところです。

高尾山・陣馬山縦走

ゴールデンウイークの最終日が予定もなく空いていたので、息子(小4)を誘って高尾山・陣馬山の縦走コースを歩いてきました。このコースを選んだのは、次の日が休みではないのでなるべく近場、しかしそれなりに歩きがいのあるコース、という観点なのですが、結果的には約18kmとかなりの長距離になりました。

で、出発は高尾山口です。朝6時に家を出て、途中で朝ごはんを食べて、8:20に登り始めました。

f:id:toikawa:20150506081957j:plain

大変メジャーな高尾山ですが、今回登ったのは6号路という沢道です。今まで高尾山の登りは稲荷山コースばかりを歩いていたのですが、この6号路も沢の中を歩いたりしてなかなか楽しい道でした。道が狭いので登りの一方通行になっているのも歩きやすいポイントだったと思います。

f:id:toikawa:20150506091028j:plain

で、1時間ちょっとで高尾山の山頂です。富士山が見えました。今回はここから奥高尾のエリアに入っていきます。ここまでは余裕の表情の息子です。

f:id:toikawa:20150506093527j:plain

まずは小仏城山に向かいます。高尾山から一気に階段を下って、そしてしばらく登って一丁平というところに出ます。ここからの富士山が、コースの中では一番きれいでした。

f:id:toikawa:20150506101446j:plain

そして高尾山から1時間で小仏城山です。ここは売店(小屋)が出ていてカレーの匂いがかなり良い感じでした。とはいえここでは食べずに我慢して次の景信山を目指します。

f:id:toikawa:20150506102727j:plain

ここから小仏峠まで下って、そして200m近く登って景信山まで行きました。途中、小仏峠のあたりから、連休最終日で大渋滞の中央道を横目に見つつ、約1時間で景信山に到着です。ここまでで3時間ということで、ここでお昼ご飯にしました。お昼はおにぎりとマルちゃん正麺のうどんです。「山で食べるカップラーメン最高!」と日頃から言っている息子ですが、今回はさらに好物のうどんにして上げたので、大変満足してました。

f:id:toikawa:20150506114311j:plain

景信山は東側に開けていて、東京の方が良く見える山頂でした。なかなか良い眺めでした。息子はこの眺めを見ながらのお昼ご飯で楽しかったようですが、調理当番の私は眺めを見ている余裕があまりなかったなあというところです。

f:id:toikawa:20150506121414j:plain

景信山からは幾つかの峠を越えて陣馬山まで約2時間の行程です。途中、まき道がいくつもあって体力が温存できるので、今回はコースの長さも考えて途中の堂所山はパスしました。この2時間のあたりから、息子からは「あと何キロ?」「あと何分?」とか弱音系の質問が多発するようになってきました。なんだか登り始めて4時間ぐらい経過するとこういうコメントを吐く傾向があるということが理解できました(笑)。

で、陣馬山山頂です。途中、なかなか眺めの良い山頂を経由してきたので、陣馬山にはあまり眺めに期待をしていなかったのですが、びっくりしたことに大変眺めのよい山頂でした。そして、山頂も広くて芝生が広がっていて、高尾山に行くならこっちに来た方が満足度が高いと思ったところです。今回の一番の収穫だったと思います。

f:id:toikawa:20150506135924j:plain

で、ここまで登りきったご褒美に、売店の柚子シャーベットとラムネです。この柚子シャーベットは大変美味しくておすすめです。山の上で冷たいシャーベットが食べられるというのも今までなかったですが、大変楽しいですね。

f:id:toikawa:20150506140254j:plain

そして、芝生で横になって足を伸ばしたあと、陣馬高原下のバス停まで下山しました。

f:id:toikawa:20150506142843j:plain

このコースは「関東ふれあいの道」という名前が付いていて、いちおうコース的には、約19kmとのことですが、諸説あるみたいで本当の長さは良くわかりません。

f:id:toikawa:20150506151219j:plain

なので、いちおう約18kmということにしておきますが、この長さは息子が山登りで歩いた中では最長の距離になります。アップダウンがそんなに多くないので、時間的には休憩を入れないで合計6時間で歩けましたが、この長い距離を弱音を吐きつつもコースタイムよりも若干短めで歩き通せるところに成長を感じた1日でした。

ということで、ご褒美として、高尾駅のラーメン屋で大好物の餃子と炒飯を食べたのでした。

f:id:toikawa:20150506161616j:plain

家に着いたのは18時でしたが、まだ明るいうちに家に着いたので、当初の狙い通りのスケジュールで行動できてなかなかよい1日でした。また、今回はカメラとして、軽量なEOS Kiss X4とEF-S 18-55mm ISの組み合わせにしてみましたが、なかなかしっかり撮れるので、しばらくは山はこの組み合わせで行くかなあという感じです。なにせ、5D mark IIとEF 24-105mm L IS USMの組み合わせの半分以下の重さなので。

次回は息子からのリクエストの鎖場のあるコースに行きたいと思います。どこにするかはいままだ検討中ですが、楽しみです。